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フクシマ、真実を目指す戦い
日本人口の大きな部分が著しいレベルの汚染を体内に蓄積しつつある

ポール・ジンマーマン著
Global Research, September 27, 2011
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&

フクシマの核事故は悪夢である。漏れ出た放射能は亡霊のように日本国中をさまよっている。かつては安全だった生活が、いまや悪性の病気と死をもたらす忌むべき災厄に付きまとわれているのだ。

人口の大きな部分が著しいレベルの汚染を体内に蓄積しつつあり、それは人々の健康に対する悲劇を準備している。

流産と胎児死亡数の急激な増加が不都合な何かが起こっていることを最初に告げるだろう。生まれ持った機能不全の数の上昇が暗転の開始でありそれが未来永劫続くことになる。甲状腺障害と心臓病と幼児や児童の白血病罹患率の上昇がその後に続くだろう。最初の10年間とその後に癌の罹患率も急増するだろう。

チェルノブイリはこの胸が張り裂けるようなシナリオのさきがけだった。それは、高濃度の核分裂生成物によって内部から汚染された人々の間に起こる逃れえない生物学的な真実を人類に教えた。それにもかかわらず政府と産業を動かす者たちは、これらの事実をありもしない人騒がせなデマだとして攻撃する。彼らはチェルノブイリが膨大な数の死者を出した事件であったことを冷ややかな無関心さで否定する。彼らは盲目のまなこを巨大な量の調査結果に向けて、このウクライナの惨劇による被害者がわずかでありそれより多いという証拠は無いなどと、ずうずうしく主張するのだ。彼らは科学的なうわべだけで飾ったプロパガンダを発表するのだが、それは低レベル内部被ばくの障害を無視するものである。その逃げ口上がうまくいったと信じ傲慢な横暴さに有頂天になって、彼らはすでに福島の人々の知識や見解を操る立場に身を置きつつあるのだ。

日本政府、原子力安全委員会そして東京電力はすでに、人々がいま起きていることを見ないようにさせ続けるために、その権力が及ぶあらゆることをするだろうと表明している。表面化しつつある健康への危機は消去されるように予定されている。過去に世界中に撒き散らされた放射能を元に作られ時間をかけて確かめられた被害予測はもとより、フクシマ事故の医学的な衝撃の評価に関連するデータは決して集められないだろう。人々に対する放射能の量は恐ろしいほどに過小評価されるだろう。低レベルの内部被ばくにともなう障害はリスクについてのありとあらゆる議論から抹消されるだろう。核開発のアジェンダを支える学術雑誌は、人々が苦しむ健康上の傷害は無かったと明示するいんちきな研究であふれるだろう。小児白血病件数の増加は、津波被害による混雑した避難生活で広められた未知のウイルスか何かのせいである、などとされることだろう。(この理屈はいま、原子炉近くに住む5歳未満の子供の白血病の増加が放射能によって起こされたことを否定するために流行している。)生まれつきの障害は、国際放射線防護委員会(ICRP)によって取り上げられたリスクモデルが予測していないので可能性が無いとして、ひとまとめに否定されるだろう。そのモデルが詐欺的な手段で作られているという可能性は考慮に入れられない。(『放射線防御機関による人類への裏切り』http://www.du-deceptions.com/excerpts.htmlを見よ。)

この制度化された欺瞞の構造の中で妨害されるときに、どのようにすれば真実が優越性を手に入れるのだろうか。どんな機関が率先して、十分な範囲の疾病を正確に記録し、犠牲者を突き止め、そして公衆の健康についての信頼に足る情報を公表するようなことができるだろうか。誰が子どもたちを守るという責任を取ろうというのだろうか。政府の助けを待つのはナイーブである。放射線事故の歴史を見れば、政府が核兵器開発計画や核(原子力)産業の方を向いており、常に国民を裏切るということが明らかになる。政府に頼むことではなく、たった一つの他の手段が日本人に開かれているのだ。彼らは先手を打って学ぶようにしなければいけない。先回りをして、事故の「知識や見解」のコントロールを、政府や企業からもぎ取らねばならないのだ。

フクシマの事故について、現状に対する正直な評価を作り、医学的な結果が現れるごとにそれらを列挙し、どのようにして国民が自らを守ることができるのかという正確なアドバイスを提供することで、人々の戦いを開始する必要がある。インターネットを基本的な環境として使いながら、関連したあらゆる学問領域の科学者たちが、情報源の調査研究企画の幅広い配信を確立するのに役立つ価値あるものを、関心を持つ非専門の人々と結び付けなければならない。発達しつつあるオンラインの知識庫は、関連あるデータを記録し、将来起こるであろう不当な干渉からそれを守ることだろう。事故はその発端から記録されなければならない。しばしばお互いに矛盾しあう公開された報告書といっしょに、政府資料からのものだろうが一般の研究者や目撃者からのものだろうが、ありとあらゆる入手可能な情報が、将来の評価のために集められなければならない。3月11日以来の世界規模での気象データが集約されなければならない。日本と世界の両方で、あらゆる公式と非公式の環境放射線量の測定結果が集められ照合されなければならない。これは将来の疫学的な研究に要求される根本的な情報である。汚染された農地は突き止められなければならない。人間や動物が食用として消費する全てのもののサンプルが安全性を評価されなければならない。人々の中に放射能起源を疑われる病気が現れ始めると、健康管理を行う者と患者はその経験を公開しなければならない。最初のうちはその情報は話の種程度だろうが決して無価値なものではない。それが沸き起こる病気と死の傾向を突きとめ、もっと組織的な科学的調査を必要とする小数グループの人々をはっきりさせるだろう。単独であるいは少人数で作業する研究者たちは、その専門的知見と関心を持つ分野で、先手を打って研究を続けなければならない。(the Canadian Coalition for Nuclear Responsibilityのゴードン・エドワーズによる、ストロンチウム90の地理的分布と摂取の客観的なデータを提供する乳幼児の歯の幅広い収集が、一つの卓越した例として示唆を与えるものである。[1])方法論とデータと結果が入手可能な形でインターネットサイトに書き込まれる必要がある。世界中の人々によって厳密に吟味されるように、その作業のすべての自由なアクセスが保証されなければならない。透明性が最重要なものである。開かれた対話によって様々な視点が公平に述べられるだろう。調査の基本方針や結果の解釈に対して賛同を得なくても、それによって新たな調査の道筋が指し示され、明示性と合意が実現できるかもしれない。科学的な方法による客観的な調査が真実への最終的な審判なのだ。この努力の究極的なゴールは、環境中に放出された放射能が人々の健康に与える結果の偏りの無い定義を作り、現行の放射能安全基準の正確さを判定し、人類共通の価値のためにいかなる改良を施すことができるのかを明らかにすることである。

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